2月1日(火)よりパークホテル東京にて、gallery UG専属アーティスト沼野伸子が約半年に渡り制作していた、アーティストルーム「草花」が公開されました。

アーティストルームとは、アーティスト自身が従来の客室の壁紙に直接絵を描き、作品を展示することで、アーティストの世界観を存分にお楽しみいただけるパークホテル東京プロジェクトの1つです。

33室目となる今回、沼野が制作した部屋のテーマは「草花」。

パークホテル東京34階3427号室にて現在公開中です。
ぜひお楽しみください。

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何気ないものにふと足を止め、ゆっくりとした時間を、そんな思いから草花をモチーフとしました。
道端の草花はともすれば見過ごしてしまうものです。しかし日本の文化をさかのぼってみると、そんな草たちに価値を見つけ、実用的なものとしてだけでなく、美的なものとして日々の中に取り込んでいました。その感性を愛おしく思うとともに、現在にもつなげていきたいものと感じています。
草花の文化の一つに紋様があり、家紋や着物の柄の中などに見つけることができます。同じ草がモチーフでも、形や色を少しずつ変化させることで様々な紋様が生み出され、その多様さが魅力や楽しさになっているのではないかと思いました。部屋のあちこちにあしらった草花は、そういった紋様のあり方に着想を得ています。
天候や時間によって少しずつ変化する室内の色合いとともに、穏やかなひと時をお過ごし下さい。

沼野 伸子

詳しくはパークホテル公式HPにて