gallery UG Tennozでは、2026年6月19日 (金) より6月27日 (土) まで
アーティスト・ 加藤朝美の個展「古代ローマの記憶」を開催いたします。
加藤朝美は、ローマ、ベネツィア、シチリア、ドロミテなど、イタリア各地の街並みや風景を主題に制作を続けています。
歴史と文化が幾重にも積み重なる土地に身を置きながら、その場所に流れる時間や記憶、人々の営みの痕跡を繊細な視点で捉え、独自の表現活動を行ってきました。
本展では、古代ローマの壮大な歴史や建築遺構から受けたインスピレーションをもとに制作された作品を展示いたします。
悠久の時を超えて現代へと受け継がれる風景の中に潜む記憶や物語を、ぜひご高覧ください。
ヨーロッパの街並みに今も息づく、古代ローマの面影。
私はその広場や石畳、煉瓦の壁といった風景を立体にして発表してきました。
一見、そのローマの色が薄く思えるヴェネツィアとドロミテ。しかし歴史を紐解けば、そこにもローマの記憶が流れています。
帝国の終焉から逃れ、海へ渡り地中海を制したヴェネツィア。
荒涼とした岩山に隠れ、今なお古い言葉を守り続けるドロミテ。
風景の彫刻を作っていると、歴史の事件によって変調した、現代にはない「風景のライン」が見えてきます。
私の作品に人物は登場しません。
石畳を歩く雑踏、運河沿いでたたずむ老人、窓から顔を出す小さい子ども、
そこで生きる人々とその息遣いを想像してみてください。
ー加藤朝美
〈加藤朝美〉
彫刻家。
1952年埼玉県生まれ。現在イタリアを拠点。
名古屋芸術大学彫刻科卒業後、イタリアへ渡りローマ国立美術学校彫刻科でエミリオ・グレコに師事。
1980年同学校卒業後、1997~99年まで名古屋芸術大学・教授を務める。
ローマ、ベネツィア、シチリア、ドロミテ等の街景、風景を主題に制作を続ける。
これまでカーギャラリー(ニューヨーク)、渋谷西武工芸画廊(東京)、シテデザールギャラリー(パリ)、ラディン美術館(イタリア)、恵埜画廊(山形)他で個展。
会期最終日となる6月27日 (土) 17:00からは、TERRADA ART COMPLEX Ⅱ2Fの4ギャラリー合同 (YOD GALLERY 、MU GALLERY、TOKYO INTERNATIONAL GALLERY、gallery UG) のパーティーを行います。
ぜひお気軽にご参加ください。
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