gallery UG Tennozでは、6月9日(金) - 6月24日(土)まで、尾花賢一・纐纈雪陽・飯田美穂・飯沼英樹・川平遼佑の「KIRINJI 2023」を開催します。
“アート”という概念が西洋から移入された明治維新以降民芸や工芸といったファインアートとは一線を画したジャンル(範疇)の世界観をも全てひっくるめてアートとカテゴライズしている日本美術業界。
戦後「具体」や「もの派」により日本の美術運動が世界から注目されるようになりましたが、明治から連綿と続くこの日本独自の価値観が日本のアートのこれからの発展にとって足かせとなっていることは否めません。
また、日本はアートを取り巻く諸々の制度においても大きな遅れがあるのが現状です。
これらを踏まえ、今、まさに日本のアート界は未曾有の変革を求められています。
今回、私たちは世界を知り先を見据えるアーティスト5名と共に日本現代アートの新しい枠組みの一波となる展覧会を開催し、これらの問題に一石を投じられるべくの某かを模索したいと考えております。