この度、専属アーティストの岡田菜美が、高崎市美術館より収蔵作品展「美術が奏でる音楽」と合わせて、特設会場にて地元のアーティスト3名による特集展示の1名として参加いたします。
12月8日(日)14時〜 ギャラリートークに岡田も登壇いたします。
「岡田菜美ギャラリートーク」は事前申込みが必要です。※終了いたしました。
参加ご希望の方は、11月11日(月)午前10時より、高崎市美術館(電話0273246125)にて受付をいたします。
作品をつくるために毎日、手を動かしたり、資料となるものを探しに出掛けたり、頭の中でじっと考えたりと多くの時間を費やしています。そして、それに対して一喜一憂し、また先のことを考えて絵と共に人生を歩んでいます。私の作品が自分と切り離された創作物ではなく、私の一部になっていると気がついたのは、ごく最近かもしれません。
はじめは記憶の蓄積をテーマに作品をつくっていましたが、自分が体感している巡る季節や時間の経過、変わっていくことと変わらないこと、それらが反映されたvoid(円相)というテーマで描くようになったのは自然な流れだったように思います。
今回の高崎市美術館の展示ではvoidを中心としたものを展示させていただきますが、少しずつ異なった表現で「時間」を表しています。時間の流れをどのように一枚の絵の中で描き現せるのかを考え、時間の流れを絵の具の流れに重ねてみたり、色褪せた写真のように描くことで記憶のゆらぎと変化のようなイメージを持たせています。
こうして描かれている風景は、私の記憶の引き出しから少しずつ重ねたもので実体をもちません。
曖昧な風景を通して、鑑賞者の方とふと自身の遠い記憶を想起させるような心象風景の共作ができたら嬉しいと思っています。
岡田菜美
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。