gallery UG Tennozでは、2026年2月6日(金)より2月28日(土)まで
UG専属アーティスト・戸泉恵徳による最新個展「WONDERLAND — 光と影と僅かな嘘 —」を開催いたします。
これまでの制作の中で蓄積してきた視点と手法をもとに、より洗練されたアプローチで“光と影”、そしてその狭間に潜む“僅かな嘘”を描き出した新作を発表いたします。
戸泉恵徳は2020年よりgallery UGの専属アーティストとして活動。個展、アートフェア、グループ展など多彩な活動を通じて独自の世界観を深化させてきました。2025年には「ART FAIR TOKYO」でのソロ出展に加え、アメリカ・ニューメキシコでのグループ展にも参加し、その表現は国内外に広がりを見せています。
今展では、視覚的リアリティをもとに構成や色彩を緻密に設計し、巧妙な違和感を作品に宿すことで、観る者の内面に静かに、そして深く訴えかける世界を展開。戸泉が描く“新たなワンダーランド”を、ぜひ会場にてご高覧ください。
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「間違い探し」をやった事はありますか?
2つの画像があって制限時間内に間違いを5個探しましょう。とか言った類いの物。
この手のものは、だいたい最後の1つが、なかなか見つからないという事がよくあります。
画面の隅々まで舐めるように見ても見つからず、時間切れ、答え合わせの時間。
「なんだ、ここの幅が少し違うのか」最後まで見つからない答えは、こう言った答えが多かったりします。
ただ答えを知って
「自分の目は確かにそこを見ていたはずなのに、何故その間違いに気づけなかったのか」と
ハッと気付かされるような経験をした事ありませんか。
先入観や固定観念が邪魔をして、見ているようで見ていない、
人間の目なんて所詮はそんなもんです。
私の作品はモチーフを撮影する所から始まります。
撮影をしながら構図を決めたり、色の配置を考えたり、物語を想像したり、
要はドローイング的な感覚で撮影をして、そしてその写真をもとに絵を描きます。
「だったら写真でいいじゃん。」
と思うかもしれませんが、絵にする際に、僅かな嘘をつくことがあります。
その嘘は本当に小さな嘘の時もあれば、大胆な嘘をつく時もあります。
よって完成した作品は元の写真と比べると、ぱっと見た感じは同じなのですが、よく見ると全然別物になっていたりします。
この僅かな嘘と言うものが、私の作品の最も重要な核の部分だと考えています。
「ふ〜ん単なるフォトリアル作品か、」とスルーするのも良し。
「僅かな嘘に気づいた瞬間、ようこそ不思議の国へ。」と迷い込むのも良し。
戸泉恵徳