この度、gallery UG Osaka Umedaでは3月13日(水)から4月2日(木)まで、 長谷川 彩織 「迷子の風景 - Nowhere -」を開催します。
長谷川彩織は、「迷子の風景」という一貫したテーマで制作を続けているアーティストです。2022年には寺田倉庫にて行われた「ブルーピリオド展」へ出展し、その後2023年にgalley UG Tennozでのグループ展「Visualization」への参加やBakurochoにて個展「Botanical garden」の開催などを行ってきました。近年では、海外のアートフェアに多数出展するなど、国内外問わず活躍の場を広げています。
本展では長谷川彩織の「迷子の風景」シリーズの絵画の前に佇むことで、自身の記憶や空想へと意識が導かれてゆく、そのような目新しい日常の時間をゆっくりとお楽しみいただけます。
また、会場の一部では田島享央己と野原邦彦のgallery UG Osaka Umedaにて初披露の作品も展示いたします。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
gallery UG
「迷子の風景」と題する作品を制作しています。
生の植物と写真に撮った風景を同じ画面に構成し、描いていく中で次第に両者は動き始めます。互いに絡み、共生するように混ざり合っているかと思えば、再生と破壊を繰り返しながら広がり、風景を形成していく。
二つの間で繰り返すリズムは風景の前に佇む人の意識を記憶や空想へと導き、彷徨わせます。そんな繰り返される儚くも力強い循環の中で迷子になれたらと思っています。
長谷川彩織