この度 gallery UGは、2026年5月13日 (水)から5月19 (火)に阪神百貨店 梅田本店 8階 ART GALLERYにて、
沼野伸子 / 野原邦彦の二人展を開催いたします。
描くもの。描かれていないもの。
沼野伸子は対象を必要以上に描かないことで、それらの存在を露わにします。
「個人的な体験や感覚を出発点に、近年は「ポートレート」というテーマのもと、自身の記憶や思いに深く結びついたものをモチーフに選び、形にしています。
日常の中にあったリアリティは時間の経過とともに少しずつ曖昧になり、断片的にしか思い出せなくなります。
それでも残り続けるものは確かにあり、そうした記憶と改めて向き合いながら作品にしています。
シンプルな色面や形にこだわるのは、自分にとって本当に大切なものだけを選び取り、残しておきたいと思うためです。
不要なものを削ぎ落とすことで見えてくるもの、感じられるものがあり、
それが見る人にとっても自身の記憶や感情にふと触れるきっかけになればと思っています。」ー 沼野伸子
一貫して「心地よい瞬間」をテーマに制作してきた野原邦彦。
野原作品に共通して登場する「水中メガネ」は匿名性を象徴し、観る者に自身の経験や感情を重ね合わせる機会を与えます。
日常の中のふとした幸せな記憶を呼び起こし、観る者自らの内面を探求することが促されます。
「周囲と独立して感じる瞬間 少し違う時空にいる感覚を持つことがある。
それは人の過ごす時間とは無関係に形を変えていく雲や煙のようでもあり、自分だけの空間のようにも感じる。
自分が感じとった様々なシーンを作品として形に残す。
今現在 記憶からは排除されそうな自由や時間 欲望を表現する。
それは自分が自分であるため その人がその人であるために重要なことだと感じている。」ー 野原邦彦